UnityのECS導入方法

お久しぶりです。EFです。
今回はUnityでECSの導入方法をまとめておきます。
ECSは「Entity Component System」の略でデータと処理を分離させ、同じデータを連続してメモリに置き、処理速度を稼ごう(キャッシュミスが少ない)的なものになります(適当)
また、ECSはDOTS(Unity's Data-Oriented Tech Stack)の1つでもあります。
DOTSは「ECS」「C# Job System」「Unity Burst compiler」の3つを指します。

注意点

本記事は 2019/9/27 時点のものになります。今後、手順が変わる可能性があることに注意してください。

環境

Windows 10
Unity 2019.1.0f1 以上(本記事は 2019.3.0b3 )

ここで好きなバージョンの Unity が落とせます。
unity3d.com

手順

UnityEditor を開く

2019.1.0f1 以上の UnityEditor を開きます。

プロジェクトを作成

テンプレートは「3D」でオッケーです。

Package Managerを開く

メニューバーの Window > Package Manager を選択。

Preview Packageを表示させる

Package Managerの上の方に「Advanced」のボタンをクリック。
「Show preview packages」をクリック。

必要なパッケージをインストール

ECSで必要なパッケージは以下になります。
・Entities
・Hybrid.Renderer

「Entities」をインストールすると自動的に「Burst」「Collections」「Jobs」「Mathematics」の4つも入ります。
(DOTSやらせる気マンマンですね)

最後に

Package Manager で楽に入れられました。
次はECSを使っていきます。

参考文献

github.com